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試験もなくなり、話題もないのでちょっと中大とは関係ないネタを・・
少し前にそのまんま東さんが「宮崎県知事」に当選されましたが この知事ってのがいわゆる議員さんとどう違うのか、意外に正確に知らない方も おられるのでは? (実際に多くの人が東さんに年金問題だとか、いろいろ解決してくれと 訴えてきたそうです・・・) 僕も昨年の行政書士試験の勉強のために地方自治法をやってはじめて 知りました。 中央大学の履修科目には行政法1はあれど、行政法2(現時点では)も 地方自治法もありませんので、ものすごく簡単に解説。 まず前提として「地方公共団体」とは国家から独立して構成員である住民により 自主的に運営されている団体の事で東京の「区」や「都道府県」や「市」などのことです。 (厳密には地方開発事業団などもありますが) 県などの場合、その団体の中に「執行機関」と「議会」が互いに抑制しあって 緊張関係になりながら共存しています。国で言えば内閣と国会のような関係ですね。 執行機関が内閣のようなものなら、当然内閣総理大臣のようなものがいる その内閣総理大臣のようなものを「長」と言います。 これが宮崎で言えばそのまんま東さんにあたるわけですね。 だから、そのまんま東さんには年金問題とかなんだとかを任せるのではなく 宮崎県がよりよい町になるための努力を期待するのが普通なのです。 国の場合、内閣総理大臣は国会の中から選ぶはずなのに どうして、長は議会から選ばないのか? これは地方自治法でいうところの「住民自治」という話になりますが 簡単に言えば、地方公共団体は国とは違い、自分達で自分達のことを決める 権利をより強く保護している制度だから、住民の意思を反映した政治を行うために 直接住民が地方公共団体のトップを選べるわけです。すごいことですよね つまり日本は憲法でならったように国会を通した「間接民主制」をとりながらも 地方自治では「直接民主制」をとっているという珍しい(?)国なんですね。 PR |
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